目覚まし時計を止め、
あと五分あと十分と
布団から出るのを躊躇っていた
毎朝の寒さも一段落し、
日中は随分と
春めいてまいりました。

長閑な春の日差しを浴びながら、
日向ぼっこを楽しまれる
利用者さんの姿も
よく目にするようになり、

「外へ行きませんか？」という
スタッフからの声掛けにも、
少し前が嘘のように、
素敵な笑顔を
返してくださいますよ（笑）

何気ない会話の中にも、

「暖かくなったら
どこに行きたい？」

「何を食べに
行きたい？」等、

春のお出掛けについて
お話する機会が増えてきて、
待ちに待った
うららかな季節の到来に、
皆さん胸をふくらませて
いらっしゃるようです♪

まだまだ、
新型コロナウイルスが
消えて無くなったわけでは
ありませんが、
感染症法上の位置づけが
今年５月には「５類」へ
引き下げるという方針も
固まったようで、
サポートハウスの職員たちにも、
少し安堵の表情が
見られる気がします。

今後も、感染対策を講じながら、
利用者の皆さんの
安全と安心を確保することは
もちろんですが、

三年もの長期にわたり
閉鎖的で不自由な生活を
強いられてきた皆さんに、
一日も早く穏やかで
活動的な日常が
戻る事を願うばかりです。